清川元夢
清川元梦, Kiyokawa Motomu

生日:1935-04-09
年齡:90
性別:
身高:182.0 cm
清川 元夢(きよかわ もとむ、1935年4月9日 - 2022年8月17日)は、日本の俳優、聲優である。東京俳優生活協同組合所屬。神奈川県出身。 聲優業を中心に活動しており、アニメでの主な出演作品は『機動戦士ガンダム』(テム・レイ役)、『ふしぎの海のナディア』(ガーゴイル役)、『新世紀エヴァンゲリオン』(冬月コウゾウ役)、『ご注文はうさぎですか?』(ティッピー役)。 1957年、俳優座養成所に入所(6期生)。同年、劇団仲間に入り、1962年に劇団演劇座、劇団劇舎を結成する。俳優企畫を経て、1968年、東京俳優生活協同組合に所屬。 舞台俳優が本業だが、『コンバット!』の兵士役で聲優デビューし、以降吹き替え、特撮、アニメなど、さまざまな作品に出演している。自身は聲優業をやる理由について「稼ぐため」と述べている。 劇舎設立に協力した山田禮子とともに「劇舎聲優塾D.D.」において講師を務めている。 2022年8月17日、肺炎のため死去。 聲域はバリトン。 アニメの聲優としては庵野秀明監督作品の常連であり、1990年の『ふしぎの海のナディア』のガーゴイル役以降、たびたび出演している。 聲優としては腺病質な人物役で知られる。特撮作品では怪人役の聲を多く擔當しており、上述の庵野が清川に出演を依頼するようになったきっかけは『秘密戦隊ゴレンジャー』で清川が聲を當てた青すじ仮面役を気に入ったことである。怪人以外にも『ウルトラマンレオ』以降、「ウルトラシリーズ」の複數の作品でウルトラマンキング役を演じている。 悪役を多く演じているが、清川は自身の聲について「音として柔らかい」と分析しており、「どうしてもほんとのワルになりきれない」と述べている。それゆえに『ふしぎの海のナディア』で敵役のガーゴイルを演じることになった際、ガーゴイルの生い立ちについて述べた上で「だったら、どちらがワルかはっきりしない、そういうのでやらない?」と監督の庵野に提案し、庵野は最初からそうしようと思っていたとしてこの提案を取り入れた(なお、作中では味方役であるノーチラス號の乗組員の役も演じている他、第2話から23話までは冒頭部の粗筋解説も行っていた)。また『機動武闘伝Gガンダム』においてミカムラ博士を演じた際、清川の聲を聞いた監督の今川泰宏は「どうしても、悪人に出來ない」として、本來は悪人として設定されていたミカムラ博士を最終的には善人に変更したという。 死去した宮部昭夫や田中和実、石森達幸、永井一郎から持ち役の一部を引き継いでいる。 特技は柔道、フェンシング。 上述のように本人はあくまで舞台志向であり、「僕マンガ大嫌いなんですよね(笑)。仕事場から逃げ出したいくらいなんです」、「『マンガは嫌い』だとか、仕事をホサれるようなことばっかり言ってるんですよ」と自身がアニメの聲優をやることに対して抵抗感がある旨の発言をしている。また収録スタジオではアフレコ前に漫畫を読んでいた若手聲優を叱ったり、體調管理についても苦言を呈するなど、若手に注意を促している。作品の製作スタッフに対しては敬意を払う一方で、聲優については、役者を育てる機関が日本になくスタッフの求めるだけの演技ができないことや、プロ意識の欠けた者が多くなっていることを憂う発言をしている。 歌を歌うことについても、自分の柄ではないと否定的である。『ふしぎの海のナディア』のCDアルバム『Bye Bye Blue Water』で歌う企畫の打診に対して(歌いたくなかったため)「演歌ならいいですよ」と答えたところ、演歌調の歌である「本命盤 恨み舟」が作られ、清川が歌った數少ない歌となっている。清川のこの歌に対して、共演していた日髙のり子は、「『ナディア』って始まった頃から結構歌とかの仕事も多くて、キャラクターとして歌うことも多かったんですけど、清川さんの『恨み舟』を聞いた時は「やっぱり違うなあ」って思いました。間のセリフとかもテレビと同じく淡々と喋っているのに、聞いているこっちはたまらなくおかしかったです。で、やっぱりガーゴイルなんですよねえ。私がジャンで歌っても、やっぱり日高が見え隠れするところってあるじゃないですか。でもこの歌の中にいるのは清川さんじゃなくてガーゴイルなんですよ。それがやっぱりすごいと思いました。」と述べている。 『新世紀エヴァンゲリオン』で演じた冬月コウゾウの容姿のモデルは、アニメ製作當時の清川本人である。
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清川 元夢(きよかわ もとむ、1935年4月9日 - 2022年8月17日)は、日本の俳優、聲優である。東京俳優生活協同組合所屬。神奈川県出身。 聲優業を中心に活動しており、アニメでの主な出演作品は『機動戦士ガンダム』(テム・レイ役)、『ふしぎの海のナディア』(ガーゴイル役)、『新世紀エヴァンゲリオン』(冬月コウゾウ役)、『ご注文はうさぎですか?』(ティッピー役)。 1957年、俳優座養成所に入所(6期生)。同年、劇団仲間に入り、1962年に劇団演劇座、劇団劇舎を結成する。俳優企畫を経て、1968年、東京俳優生活協同組合に所屬。 舞台俳優が本業だが、『コンバット!』の兵士役で聲優デビューし、以降吹き替え、特撮、アニメなど、さまざまな作品に出演している。自身は聲優業をやる理由について「稼ぐため」と述べている。 劇舎設立に協力した山田禮子とともに「劇舎聲優塾D.D.」において講師を務めている。 2022年8月17日、肺炎のため死去。 聲域はバリトン。 アニメの聲優としては庵野秀明監督作品の常連であり、1990年の『ふしぎの海のナディア』のガーゴイル役以降、たびたび出演している。 聲優としては腺病質な人物役で知られる。特撮作品では怪人役の聲を多く擔當しており、上述の庵野が清川に出演を依頼するようになったきっかけは『秘密戦隊ゴレンジャー』で清川が聲を當てた青すじ仮面役を気に入ったことである。怪人以外にも『ウルトラマンレオ』以降、「ウルトラシリーズ」の複數の作品でウルトラマンキング役を演じている。 悪役を多く演じているが、清川は自身の聲について「音として柔らかい」と分析しており、「どうしてもほんとのワルになりきれない」と述べている。それゆえに『ふしぎの海のナディア』で敵役のガーゴイルを演じることになった際、ガーゴイルの生い立ちについて述べた上で「だったら、どちらがワルかはっきりしない、そういうのでやらない?」と監督の庵野に提案し、庵野は最初からそうしようと思っていたとしてこの提案を取り入れた(なお、作中では味方役であるノーチラス號の乗組員の役も演じている他、第2話から23話までは冒頭部の粗筋解説も行っていた)。また『機動武闘伝Gガンダム』においてミカムラ博士を演じた際、清川の聲を聞いた監督の今川泰宏は「どうしても、悪人に出來ない」として、本來は悪人として設定されていたミカムラ博士を最終的には善人に変更したという。 死去した宮部昭夫や田中和実、石森達幸、永井一郎から持ち役の一部を引き継いでいる。 特技は柔道、フェンシング。 上述のように本人はあくまで舞台志向であり、「僕マンガ大嫌いなんですよね(笑)。仕事場から逃げ出したいくらいなんです」、「『マンガは嫌い』だとか、仕事をホサれるようなことばっかり言ってるんですよ」と自身がアニメの聲優をやることに対して抵抗感がある旨の発言をしている。また収録スタジオではアフレコ前に漫畫を読んでいた若手聲優を叱ったり、體調管理についても苦言を呈するなど、若手に注意を促している。作品の製作スタッフに対しては敬意を払う一方で、聲優については、役者を育てる機関が日本になくスタッフの求めるだけの演技ができないことや、プロ意識の欠けた者が多くなっていることを憂う発言をしている。 歌を歌うことについても、自分の柄ではないと否定的である。『ふしぎの海のナディア』のCDアルバム『Bye Bye Blue Water』で歌う企畫の打診に対して(歌いたくなかったため)「演歌ならいいですよ」と答えたところ、演歌調の歌である「本命盤 恨み舟」が作られ、清川が歌った數少ない歌となっている。清川のこの歌に対して、共演していた日髙のり子は、「『ナディア』って始まった頃から結構歌とかの仕事も多くて、キャラクターとして歌うことも多かったんですけど、清川さんの『恨み舟』を聞いた時は「やっぱり違うなあ」って思いました。間のセリフとかもテレビと同じく淡々と喋っているのに、聞いているこっちはたまらなくおかしかったです。で、やっぱりガーゴイルなんですよねえ。私がジャンで歌っても、やっぱり日高が見え隠れするところってあるじゃないですか。でもこの歌の中にいるのは清川さんじゃなくてガーゴイルなんですよ。それがやっぱりすごいと思いました。」と述べている。 『新世紀エヴァンゲリオン』で演じた冬月コウゾウの容姿のモデルは、アニメ製作當時の清川本人である。
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