宮內國郎
宫内国郎, 宮内國郎, Miyauchi Kunio
生日:1932-02-16
年齡:93
性別:男
身高: cm
東京都世田谷區出身。少年時代、ジョージ・ガーシュウィンの伝記映畫「アメリカ交響楽」を見てジャズに傾倒する。國立音楽大學附屬高等學校に入學、松本文男に師事し、トランペット奏者を志したが、高校2年生の時、軽い肺結核を患い斷念。服部正、入野義朗、斎藤一郎などの指導を受けながら、作曲家としての修業を積む傍ら、フリーの立場でアレンジを中心に、民放ラジオ局ニッポン放送関係の仕事に従事。 1950年代後半からテアトル・ド・ポッシュに所屬。ニッポン放送での仕事を皮切りに、映畫やテレビ番組の音楽を擔當するようになる。もともと映像の音楽を手がけるようになったきっかけは、1959年、フジテレビ開局前、試験電波として流していたテスト放送用の番組に音楽をつけたことが始まりだという。フジテレビ開局以降は同局のテレビドラマの音楽や番組テーマ曲等を次々と作曲し、のちの映像音楽作曲への第一歩を記した。 フジテレビに勤務していた友人・円谷皐の推薦により、円谷プロダクションが1964年にフジテレビで放映する予定であった初のテレビ特撮ドラマ『WOO』の音楽擔當に抜擢される。この企畫は実現しなかったが、1966年にTBSで放映が決まった『ウルトラQ』、引き続いて『ウルトラマン』の音楽を擔當し、初期ウルトラシリーズのイメージ作りに、音楽面で大きく貢獻した。 1979年、それまで培ってきた映像音楽の集大成を『ザ☆ウルトラマン』に殘すこととなり、これは円谷プロ作品ではBGMを初めて海外録音という快挙を成し遂げた。 ジャズ畑出身だが、晩年はデジタル系の音楽に傾倒していった。『ウルトラQ dark fantasy』では、原作『ウルトラQ』のテーマ曲をデジタル系のサウンドでリメイクしている。 2006年11月27日午後4時13分、大腸癌のため東京都府中市の病院で死去。74歳。
顯示更多