白夜書房
白夜书房, Byakuya Shobo
創立日期:1975-12-04
閉業日期:
地址:Dec 4, 1975
網站:byakuya-shobo.co.jp
日本の出版社。舊社名はセルフ出版。 アイドル、芸能雑誌やパズル雑誌を中心とした趣味、エンターテインメント系の雑誌、書籍を編集、発行する出版社である。また、最近では電子書籍も発行している。 森下信太郎がビニール本の出版社「グリーン企畫販売」を設立。1975年12月4日にアダルト出版社「セルフ出版」を創設。1976年に『寫真時代』の元となる『月刊ニューセルフ』を発行。1977年に「白夜書房」創設。後にセルフ出版は白夜書房に吸収された。 創設時は書籍部門を福田博人が、雑誌部門を末井昭が擔當。福田は薔薇十字社出身で、初期の白夜書房が上野昂志『巷中有論』やイタロ・カルヴィーノ『蜘蛛の巣の小道』などシリアスな本を出していたのは福田の企畫による。 やがて雑誌部門が主流となり、昭和60年代くらいまでは、青年娯楽誌を多數発行するアダルト系出版社として知られていた。その後一般向け趣味娯楽誌のみへと路線変更、競馬・競輪などのギャンブル誌各種と『ダンスファン』『楽しい熱帯魚』『オーディション』『野球小僧』などギャンブル以外のジャンルも刊行する準大手出版社となる。 かつての青年誌の代表作である『寫真時代』は、サブカルチャー文化人が多數執筆したため、現在でもその価値は高い。寫真時代は編集業界で名編集者として知られる末井昭の出世作でもある。當時も『寫真時代』のような雑誌を作る傍ら、一方で音楽・映畫・プロレスなど各種趣味娯楽の単行本も多く出しており、文化から本能までの幅広い刊行にはかつてファンも多かった。 アダルト漫畫・雑誌を刊行していた頃には大塚英志や小形克宏らが編集するロリコン漫畫雑誌『漫畫ブリッコ』も創刊され、同誌からは「おたく」という言葉も生まれた。同時期には死體・奇形・獣姦・スカトロを中心に據えたスーパー変態マガジン『Billy』や第1次ロリコンブームの中心的存在だった『Hey!Buddy』などアングラ系の変態エロ雑誌・ロリコン雑誌がマニア層を中心に人気を博し、80年代のサブカルシーンにも大きな爪跡を遺した。かつてのアダルト・サブカルチャー部門等は舊少年出版社(現・コアマガジン)へ移行し、一般書の刊行のみを行っている。 現在の白夜書房は『BUBKA』『BRODY』などのアイドル・芸能誌、『段位認定ナンバープレース252題』を始めとする段位認定ナンプレシリーズなどのパズル誌を多く刊行している。 過去にはパチンコ・パチスロ関連誌も數多く発行していたが、2012年2月白夜書房の子會社・白夜プラネットが運営する攜帯サイト「カジパラ」で提供されているゲームが換金可能なシステムを用いて行われていたため事件化し、白夜書房は『パチンコ必勝ガイド』『パチスロ必勝ガイド』などの発行を2012年4月より中止し、同時にパチンコ・パチスロ関連誌は2012年4月に設立されたガイドワークスへ移管された。また、『競馬王』『フットサルナビ』などの一部雑誌・書籍も2013年10月にガイドワークスへ移管された。なお白夜書房とガイドワークスとの間には資本関係はないが、2社の関係は継続している。 2012年2月、白夜書房の子會社・白夜プラネットが運営する攜帯サイト・「カジパラ」で提供されているゲームが換金可能なシステムを用いて行われていたため、白夜書房社長の長男である同社の社長ら3人が常習賭博容疑で逮捕された。この事件は、パチンコ・パチスロ関連雑誌をガイドワークスへ移管する遠因となった。
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日本の出版社。舊社名はセルフ出版。 アイドル、芸能雑誌やパズル雑誌を中心とした趣味、エンターテインメント系の雑誌、書籍を編集、発行する出版社である。また、最近では電子書籍も発行している。 森下信太郎がビニール本の出版社「グリーン企畫販売」を設立。1975年12月4日にアダルト出版社「セルフ出版」を創設。1976年に『寫真時代』の元となる『月刊ニューセルフ』を発行。1977年に「白夜書房」創設。後にセルフ出版は白夜書房に吸収された。 創設時は書籍部門を福田博人が、雑誌部門を末井昭が擔當。福田は薔薇十字社出身で、初期の白夜書房が上野昂志『巷中有論』やイタロ・カルヴィーノ『蜘蛛の巣の小道』などシリアスな本を出していたのは福田の企畫による。 やがて雑誌部門が主流となり、昭和60年代くらいまでは、青年娯楽誌を多數発行するアダルト系出版社として知られていた。その後一般向け趣味娯楽誌のみへと路線変更、競馬・競輪などのギャンブル誌各種と『ダンスファン』『楽しい熱帯魚』『オーディション』『野球小僧』などギャンブル以外のジャンルも刊行する準大手出版社となる。 かつての青年誌の代表作である『寫真時代』は、サブカルチャー文化人が多數執筆したため、現在でもその価値は高い。寫真時代は編集業界で名編集者として知られる末井昭の出世作でもある。當時も『寫真時代』のような雑誌を作る傍ら、一方で音楽・映畫・プロレスなど各種趣味娯楽の単行本も多く出しており、文化から本能までの幅広い刊行にはかつてファンも多かった。 アダルト漫畫・雑誌を刊行していた頃には大塚英志や小形克宏らが編集するロリコン漫畫雑誌『漫畫ブリッコ』も創刊され、同誌からは「おたく」という言葉も生まれた。同時期には死體・奇形・獣姦・スカトロを中心に據えたスーパー変態マガジン『Billy』や第1次ロリコンブームの中心的存在だった『Hey!Buddy』などアングラ系の変態エロ雑誌・ロリコン雑誌がマニア層を中心に人気を博し、80年代のサブカルシーンにも大きな爪跡を遺した。かつてのアダルト・サブカルチャー部門等は舊少年出版社(現・コアマガジン)へ移行し、一般書の刊行のみを行っている。 現在の白夜書房は『BUBKA』『BRODY』などのアイドル・芸能誌、『段位認定ナンバープレース252題』を始めとする段位認定ナンプレシリーズなどのパズル誌を多く刊行している。 過去にはパチンコ・パチスロ関連誌も數多く発行していたが、2012年2月白夜書房の子會社・白夜プラネットが運営する攜帯サイト「カジパラ」で提供されているゲームが換金可能なシステムを用いて行われていたため事件化し、白夜書房は『パチンコ必勝ガイド』『パチスロ必勝ガイド』などの発行を2012年4月より中止し、同時にパチンコ・パチスロ関連誌は2012年4月に設立されたガイドワークスへ移管された。また、『競馬王』『フットサルナビ』などの一部雑誌・書籍も2013年10月にガイドワークスへ移管された。なお白夜書房とガイドワークスとの間には資本関係はないが、2社の関係は継続している。 2012年2月、白夜書房の子會社・白夜プラネットが運営する攜帯サイト・「カジパラ」で提供されているゲームが換金可能なシステムを用いて行われていたため、白夜書房社長の長男である同社の社長ら3人が常習賭博容疑で逮捕された。この事件は、パチンコ・パチスロ関連雑誌をガイドワークスへ移管する遠因となった。
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