今劍
今剑, 今剣, Imanotsurugi
ぼくは、今剣!よしつねこうのまもりがたななんですよ!どうだ、すごいでしょう! よしつねこうとはおてらにいたころからのつきあいで、さいごのときまで、ごいっしょしたんですよ! ……そう……さいごのときまで……。 源義経が自刃する際に用いた刀剣とされる。 作者は伝説の名工、三條宗近。 今剣は最初から義経のものとして作られたわけではなく,鞍馬山を祈願のために訪れた宗近が奉納していったものである。今剣という名前は奉納時に僧侶がつけたものらしい。その後幼くして寺に預けられた義経の守り刀として今剣が授けられたのだと推測される。義経は西國での合戦の時にも彼を鎧の下にさしていたという。 刀身の長さは6寸5分(約19.5cm)。作られたときには6尺5寸(約195cm)の大太刀であり、守り刀にする際に短刀に作り直したと言う説がある。むかしはもっとせがたかかったような、という台詞はこの説に由來する。
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ぼくは、今剣!よしつねこうのまもりがたななんですよ!どうだ、すごいでしょう! よしつねこうとはおてらにいたころからのつきあいで、さいごのときまで、ごいっしょしたんですよ! ……そう……さいごのときまで……。 源義経が自刃する際に用いた刀剣とされる。 作者は伝説の名工、三條宗近。 今剣は最初から義経のものとして作られたわけではなく,鞍馬山を祈願のために訪れた宗近が奉納していったものである。今剣という名前は奉納時に僧侶がつけたものらしい。その後幼くして寺に預けられた義経の守り刀として今剣が授けられたのだと推測される。義経は西國での合戦の時にも彼を鎧の下にさしていたという。 刀身の長さは6寸5分(約19.5cm)。作られたときには6尺5寸(約195cm)の大太刀であり、守り刀にする際に短刀に作り直したと言う説がある。むかしはもっとせがたかかったような、という台詞はこの説に由來する。
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