紫紫戶獅穗
紫紫户狮穗, 紫々戸獅穂, Shiho Shishido
葉子の幼馴染。実は狼男。ただし、主人格の獅穂は女性であり、月[注 2]を見る度に「狼男の獅狼」と意識・肉體がスイッチする。獅穂は、葉子の下着を盜んだり朝陽に體を押し付けたりなど、性的にかなりオープンな性格。というより自他ともに認める「痴女」である。後述の使命は獅狼が受けたものとして、自身は中立の立場を取る。下ネタ関係でボケることが多いが、痴女というキャラクターを除けば基本的には常識人で、他キャラの言動のせいでツッコミ側に回ることも多い。 凜に対してはほかの人物にはない妙に子供じみた対抗心をみせることがあり、みかんからはいい友人同士と評されている。料理は下手で、片付けも苦手。 戀愛面においては極めて敏感であり、葉子や渚の朝陽に対する好意も本人たちが自覚しないうちから彼女たちの態度や表情だけで全てを察することができるほどだが、自らけしかけるようなことはせずあくまで靜観を貫いており、朝陽と葉子がいい雰囲気になるとそっと退散するなどの心遣いも見せている。下宿のマンションは渚と隣同士。 獅狼は狼男なのだが、外見でそれらしい點は牙のみであり、本人もコンプレックスがある。獅穂とは対照的に硬派な性格だが、料理をはじめとする家事全般も得意としている。葉子の父親・源二郎から現狀確認の命を受けており、正體がバレているようなら連れ戻すため転校してきたが、その任務はうやむやになっており、源二郎をいらだたせている。 獅狼は、見た目も格好も喋り方もヤンキーそのもの。かつて伝説的な不良であった明里に憧れに近い感情を持っているが、戀愛感情は抱いておらず、それゆえに明里から手痛い仕打ちを喰らった。
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