君島邦彥
君岛邦彦, 君島邦彦, Kunihiko Kimishima
カズマの親友であり便利屋に仕事を斡旋するフィクサー。カズマとはロストグラウンドで共に仕事をするパートナーでもあった。17歳。 カズマを最も信頼する一人であり、逆境の際には弱音を吐きながらも、常にカズマと行動を共にしていた。また、カズマにとっても彼の存在は大きく、寺田あやせが敵として登場した際にも、カズマは君島の幻によって復活し、勝利している。 アルター能力者ではない己に劣等感を抱き、能力者に引けを取らないような命懸けの役回りを己に課す。自らを人質の身分に追いやり、體を張ってカズマをサポートしたこともある。カズマやビフを含むネイティブアルターの連合が結成されたのは君島の功績だった。 苦戦するカズマを助けに行く道中、武裝警察ホールドの一般隊員に銃撃をうけ、その傷が元でカズマの背で靜かに息を引き取る。その死は、その後の物語におけるカズマに多大な影響を及ぼし、生きることを諦めそうになっていたカズマを勵まし支えた。カズマの「迷わない、一度決めたらとことん貫く」生き方に憧れ、最終的にはその生き方を貫いた生涯だった。 彼が銃撃を受けた際に発した言葉「意地があんだよ、男の子にはな!」という言葉は、彼が死んだ後、無常矜持との決戦時にカズマが同じような言葉を叫んでいる(カズマはこの意地により「向こう側」から強引に力を引き出した)。 美しい女性には過敏な反応を見せ、ドラマCDでは男と思われている箕條が女ではないかとさえも疑っていた。寺田あやせに戀心を抱いており、アニメ版では両者とも別々の場で命を落とし結ばれなかったが、漫畫版では夫婦になっており一子を授かっている。 ファンディスクの座談會によると、かなみ役の田村ゆかりは作中で一番好きなキャラクターに君島を挙げている。
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