索瑪·希克扎爾
索玛·希克扎尔, ソーマ・シックザール, Souma Schicksal
弱冠12歳でゴッドイーターとなった青年で、ずば抜けた身體能力や五感を持つ。使用神機は舊型の近接式(バスターブレード/タワーシールド)の「イーブルワン/リジェクター」。 極東支部の支部長・ヨハネスの実子であり、胎児の狀態でアラガミの偏食因子を埋め込まれて生まれたため、非常に高い身體能力を得ることとなった。他のゴッドイーターと同様に偏食因子を定期的に打ち込むための腕輪を付けてはいるが、埋め込まれた偏食因子は現在のゴッドイーターに使われているものとは別物であり、腕輪が無くても自ら偏食因子を生成できる。そのため他の者よりもより「アラガミ」に近い身體となっており、シオにもそれを示唆する発言をされている。その異能の力故に周囲から距離を置かれ続けたこともあり、本人も自分を「化け物」と表現するなど、自身の力を疎んでいる。能力は高いものの軍規・命令違反が多いために昇進はしていない。また、彼と任務を共にしたゴッドイーターは戦死する確率が高いらしく、アナグラのメンバーから「死神」と陰口を叩かれることもある。本人もそれを気にしており、常に他人を寄せ付けない態度を取る一因となっている。自室は荒れた性格を體現しており、ターミナルの畫面にはひびが入り、完全に壊れたディスプレイの前には射撃練習の的が置かれ、弾痕が散らばっている。ベッドも武器のようなものに占領されているため、スピーカーに囲まれたソファーで睡眠をとっている。ただし、リンドウが「あいつは誰かが死ぬことを誰よりも恐れている」と評する通り、作戦中はなんだかんだ言いながら他の隊員の救援に回ることも多い。リンドウがMIAとなったときは動揺を隠せず、シオが失蹤した際には自室を開けっ放しにするなど、根は優しい性格であることがわかる。 シオの面倒をよく見ており、彼女に「シオ」という名前を付けたのも、歌を教えたのも彼である。やがてシオとの觸れ合いを介して、主人公ら他の第一部隊のメンバーとも打ち解けていく。アーク計畫には一貫して反対の姿勢を貫き、父ヨハネスからシオを取り戻すべく戦った。最後は終末捕喰を抑え込み、月へと向かおうとするシオに懇願され、彼女のコアを捕喰した。 デザインの初期段階では、黒髪と長い白髪の姿が考えられていた。使用神機は遠近両用型で、新型の可変式に近いものだった[8]。
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