溫德魯·毛薩
温德鲁·毛萨, ヴィンデル・マウザー, Vindel Mauser
シャドウミラーの指揮官にして『スーパーロボット大戦A』の黒幕であり、本作のラストボス。ヴィンデルの目標は、平和による緩慢な腐敗を阻止するために、戦爭が日常的にある世界を作る事。元の世界でそのためのクーデターに失敗し、別世界(平行世界)へと逃げて來たが、最終的には元の世界に戻るつもりらしい。その際様々な平行世界に介入して常に戦爭を引き起こすという壯大な計畫を立てていた。 しかし、その思想は「自分が戦っていたいだけ」という自己満足・自己陶酔以外の何物でもなく、部下から皮肉られたり、最終的には裏切られたりと、誰からも理解を得られず散々な結末を迎える事が多い。それは彼が『救う』つもりだった「生きる場所を失った兵士達」や「闘爭の中で進歩を勝ち取った戦士達」にもその思想を否定されていることからも見て取れる。 また永遠の闘爭を掲げながらクーデターを起こすも失敗していることが小物感を醸し出している上、その後にやった事が「逃亡先の世界で八つ當たり紛いの戦爭を引き起こす」というものであり、そこで世界が被った被害を考えると極めて自分勝手かつ傍迷惑な敵首領と言えるだろう。そういう意味では、ドルチェノフやオルバン大元帥等とは違う意味で「小悪黨の代表」に相応しい人物とも言える。
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