阿拉德·瓦蘭加
阿拉德·瓦兰加, アラド・バランガ, Arado Balanga
生日:0000-09-21
年齡:15
性別:男
身高: cm
パーソナルトルーパーパイロットの養成機関だった、スクール出身の新米パイロット。過去の記憶を失っているが、本人はそのことをあまり気にしておらず前向きで表情豊か。口癖は「○○(間違った言葉)…もとい、○○(正しい言葉)!」。スクールではゼオラ・シュバイツァーとのコンビ戦闘を前提として育成されており、彼女に対して何かと余計な一言(主に彼女の巨乳に対するセクハラ発言)を言って怒られたりする事が多いが、互いに大切に想い合っており信頼関係も深い。 スクール時代はクラス番號から『ブロンゾ28』と呼ばれており、現在のアラド・バランガという名前はクエルボ・セロ博士から名付けられたもの。スクールの影響下から離れてからは、ひとりの人間であることに強い拘りを持つようになり、ナンバーで呼ばれたり、人をモノ扱いする言動に強く反発する。 スクールによって薬物投與による強化措置を受けた『ブーステッド・チルドレン』の一人ではあるが、機動兵器の操縦技能は未熟な落ちこぼれ。だが非常に頑丈な肉體と高い身體能力の持ち主で、強運にも恵まれている。潛在能力は非常に高く、それは殆どの場合ゼオラが危機に陥った際に発動している。ゼオラと違いDC再興に乗り気ではなく、スクールでの成績は思想面の問題が影響している可能性が高い。 かなりの大食いであり、回収された直後には捕虜扱いにもかかわらず大量の食事を平らげていた。鋼鉄の舌と胃袋を持っているらしく、OG2(OGS)では非常に不味い事で有名なクスハ・ミズハ製の栄養ドリンクを飲んでも気絶しないどころか「うまい…うますぎる…!!」と絶賛していたほど。しかし、第3次αのスペシャルシナリオではクスハの栄養ドリンクを拒否している。どうも、このシナリオでのアラドは前情報で評判を聞いていたらしい。いくら鋼鉄の舌の持ち主でも「マズイ」と評判のものを自ら飲む気にはならないようだ。ちなみに、この時のドリンクは料理をしているところを見たことがないというミナキの手も入っており、第2次αでは平気で飲んだ上に冷靜に材料を當てたレーツェルですらも拒否している。 一見ノリが軽く単純な熱血タイプに見られがちだが、物事の本質を見抜く洞察力も持っている。脳にも調整の痕跡が見られたが、その影響を殆ど受けておらず、連邦軍側に回収される以前からも自分達の置かれている境遇や、人間扱いされず數字で呼ばれることに疑問を感じていた。調整されたゼオラとオウカを敵に回している狀態でも、二人に対し偽りの記憶に惑わされるなと訴えかけるなど、芯は非常に強い。一方で、スクール以前の過去については消されてしまった事については疑問を持っていたが、「どうせロクな過去じゃない」と過去を取り戻す事には全く興味を持っていない。 操縦技術が未熟にもかかわらず、危険な突撃からの接近戦に固執する傾向がある。DC殘黨時には砲撃戦向けのランドグリーズのシミュレーターで、強引に接近戦を挑もうとして撃墜され、ゼオラに怒られていた。マオ・インダストリー本社から砲撃戦主體のビルトファルケン・タイプLに乗って脫走を試みた時も、無理矢理接近戦仕様にし、カイ・キタムラによる戦術講義を受けていた際には、被弾前提の突撃戦法を語り、彼に怒鳴られている(戦闘経験に乏しいはずのシャイン・ハウゼンの方が、戦術を理解していたと言うおまけ付き)。 接近戦でも実體剣の扱いは得意な一方、ビーム兵器が不得手など荒削りな面が多い。だが回収後の人物環境に恵まれた事もあり、その秘めた資質と爆発力を評価されるようになっていく。やがてATX計畫の新型機ビルトビルガーの操縦者として相応しい実力の持ち主に成長する。 性格や実戦経験に大きな差はあるものの、パイロットとしての戦法傾向やビルトビルガーの機體性能など、キョウスケ・ナンブと近い點が多く、キョウスケからも戦闘データを提供されている。 アギラ・セトメからは欠陥品扱いされていたが、イーグレット・フェフはアラドの頑強な肉體の遺伝子を高く評価しており、OGシリーズでは彼の遺伝子情報をベースにマシンナリー・チルドレンを生み出した。イーグレット・スリサズらと外見が似ているのはそのため。 常に前向きな姿勢で、運命に翻弄される人々をより良く導く先導者で仲間から信頼されている。同じ主人公の立場としては『機動戦士ガンダムΖΖ』のジュドー・アーシタに近いといえる(年齢も同世代だが、αシリーズでは殘念ながら絡みは少ない)。 名前の由來は第二次世界大戦中のドイツの航空機メーカー『アラド』だと思われる。
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