莉莉絲·芳
莉莉丝·芳, リリス・ファウ, Lilith Fau
本作品のヒロインの一人。年齢不詳。身長30cm、體重0.1kg。この世界ではほとんど絶滅した有翼人「ミラリー」(妖精)の數少ない生き殘り。キャオの故郷では、「天下を取るなら妖精と笑え」という言い伝えがある一方、ギャブレーの故郷ではミラリーは災いの元であると信じられている。見世物小屋で見世物にされていたところをダバに助け出され、行動を共にするようになった。登場當初は大人しく爭いを拒絶する性格だったが、後半以降はダバを戦いに駆り立てるセリフも多い。ダバに好意を寄せており、アム、レッシィに張り合うことも。 終盤でキャオと共に被爆(第45話)したことが原因で健康を害し、伏せていることが多かった。戦亂終結後はキャオと同族探しの旅に出た模様。裁縫が得意で、普段着から宇宙服に至るまで、自身が着用する衣服は全てお手製である。また、料理や潛入工作など、様々な活躍をみせた。 池原しげとによるコミカライズ版では暴走しかけた原子爐を止めるために放射線を大量に浴びた後に死去した。 なお、名前の「ファウ」や容姿など、前作「聖戦士ダンバイン」に登場したキャラの「チャム・ファウ」と酷似しているが、作品が作られる段階でチャム・ファウを気に入っていた富野監督の一存で最初から登場することになっていた[8]。聲優も既にレッシィ役のオーディションに合格して出演が決まっていたチャム役の川村が二役を演じることになった。川村はレッシィとリリスを演じ分けるため聲のキーを変えるなど苦労している[9]。ちなみに本作品が縁となり永野護と川村萬梨阿は夫婦となっている。服裝はチャムが着用していたレオタード調のものから、北爪宏幸デザインのカジュアルなものに変わっている。登場當初はほとんど台詞がなかった。
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