神名
シェム・ハ・メフォラス, Shem-Ha Mephorash
神の力に取り込まれた未來を「器」として、本編第5期にて再誕したアヌンナキ。先史文明期では現生人類を含む生命體を創造してきた改造執刀醫であったが、権力と力を求めて反亂を起こした末、エンキと相討ちに近い形で敗れて肉體と存在を封印された経緯を持つ。アダムがディバインウェポンを得た暁に、その存在を葬ろうとした対象でもある。 「言語」を司る能力を持ち、自身を含めたあらゆる物質の在り方=構造式に干渉し、全く別の存在に改造することが可能。これにより生體を白銀に転換したり、自分自身をプログラム言語へと置換することで、全人類の遺伝情報內にバックアップとして記録・死後再生する(フィーネのリィンカーネーションのようなもの)といった埒外の現象を起こす。 エンキに敗れた後は、その肉體=聖骸は膨大なエネルギーを封じ込めた腕輪=シェム・ハの腕輪とともに防衛・排撃機構を備えたシェルター「棺」にて、データ斷章はバラルの呪詛で人類を分斷することによって、それぞれ厳重に封印されていたが、第5期にてシンフォギア裝者らによって「棺」が破壊され聖骸と腕輪が回収される。その後アメリカのロスアラモス研究所に移されるも、聖骸は自動消滅し、腕輪もヴァネッサによって神獣鏡とともに強奪され、風鳴機関の意を受けたノーブルレッドによる儀式で未來が腕輪の力の依代とされたことから、バラルの呪詛から解き放たれていた未來の中に眠るデータ斷章が勵起、完全復活に至ってしまう。 復活後は訃堂によって風鳴本邸の地下電算室に移送・接続され、「器」たる未來の脳をダイレクトフィールドバックシステムで操ることによる制御が図られたが、その管理者権限を奪うべく侵入してきたノーブルレッドがシステムを一度止めたことで覚醒。彼女らをその意思を問う前に「完全な怪物」へと改造するとともに、ファウストローブの機能を応用して惑星環境改造裝置・ユグドラシルシステムを起動、星と命を意のままに操れる武器・「怪物」へと改造するという野望のもと活動を開始する。 ファウストローブ:神獣鏡 ダイレクトフィードバックシステムによる「神の拘束具」としてシェム・ハを制御するためロスアラモス研究所でシェム・ハの腕輪と同時に奪取された神獣鏡の欠片を使いヴァネッサが開発したもの。しかし、シェム・ハはその仕組みを解析・言語情報化した自らを逆流させ外部システムの乗っ取りに使用している。
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